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医薬翻訳家はアナーキストなのか?

日ごろからアナーキスト(無政府主義者)やリバタリアン(自由至上主義者)の情報を収集して
話を聞きに行ったりしているからか、方々から人の紹介を受けることがあります。

先日も医薬翻訳を生業とする40代の男性と話をする機会を得ましたが、
彼は果たしてアナーキストかと疑問に思うところもあり、
もう少し話を詳しく聞いてから紹介したいと考えています。
医薬翻訳家の彼も政治思想などの話をする機会がなかなかないので
お互いに楽しく話し込んでいます。

会社には自動販売機設置してメリットを享受すべきだと思います。

オフィスフロアでよくすれ違う紳士がいます。
オシャレなハットを目深にかぶって、肩からは上質のマフラーを垂れていて、
まるで映画「ゴッドファーザー」の世界から抜けだしてきたよう。

いつもは廊下ですれ違いざまにあいさつを交わす程度だったのですが、
先日初めて自販機コーナーで会話する事ができました。
オフィスフロアへの自動販売機設置のメリットはなんといっても同僚との交流ができる事です。
印象通りの格好良さに少しアナーキーな雰囲気で惚れ惚れしました。

千葉でリフォーム業者を探していたら

私が「この人こそ誰がみてもアナーキストだ」と思う人が10人ほどいるのですが、
共通の友人によると「確かに」と納得してもらえます。
そんな話を知人にしたところ「今の時代にアナーキストと呼べる人がそんなにいるのか?」
と驚かれます。

まあ、普通の会社員にはいないので出会わないタイプの人は確実にいるとは思いますが。
あと類は友を呼ぶというのか、結構私は出会いがちなんですね(笑)。
先日も千葉のリフォーム業者を探していたら、偶然出会ったという…。

エセアナーキスト、腎不全治療程度だったり。

巷のエセアナーキストは、体の調子が悪くなるとすぐに偽善家になる傾向があると思います。
私はこれを偽善化と呼んでいます。
今まで唾を吐いても拝みはしなかった仏神に対して妙に媚び始めて、調和とか話しだします。
よくよく体調を聞くと腎不全治療程度だったりして、ガンでもないのか、とさらに呆れて。

武士の精神を書き切った名著で「葉隠」がありますが、
武士は後先を考えずに死すべき時は潔く死すべきとあります。
死を前にして食い改めるなら、それこそ最低なことをしたとしかいえません。
真のアナーキーとはそんなことではないのに。

交通事故で弁護士にもみ消してもらう?

権力に楯突く、歯向かうアナーキストですが、イコール犯罪者ということではありません。
権力に立ち向かう結果として法に触れる可能性もあるでしょうが、
犯罪そのものを望んでいるわけではないのです。

悪いことをするとアナーキーという方がいますが、これこそ間違った使い方の典型でしょう。
当然、交通事故で弁護士にもみ消してもらう、なんてのもアナーキーではなくただの犯罪者です。
アナーキー、それは一般的な尺度だけでは物事を図ることをせず、
独自の倫理観をもって相手の大小関わらずに噛み付く人。
世間から見たら狂犬ですが、強犬といった方がまだ合ってそうです。